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中国地理学会 (台北) : ウィキペディア日本語版 | 中国地理学会 (台北)[ちゅうごくちりがっかい]
中国地理学会(ちゅうごくちりがっかい、)は、中華民国(台湾)にある地理学分野の学会。1934年に発足し、1951年に台湾で再設置された〔葉(2012):843ページ〕。 == 概要 == 1934年、翁文灝、、らが南京市で正式に中国地理学会を創立、翁文灝が初代会長に就任した。日中戦争期には学会を四川省重慶市に移し、終戦後また南京へ戻り、南京中央大学地理系に本部を置いた。1951年、中国地理学会が台湾にて再建され、合わせて在台第一回会員大会を開催した。1977年に中華民国内政部へ登記を行った。 中国地理学会は国際地理学連合の正会員であるが、中華民国の学術団体で国際学会の正会員になっている数少ない学会の1つである。中国大陸にある中国地理学会は1949年4月に代表を送ったものの、中華人民共和国成立後は国際地理学連合(IGU)に参加せず、台湾の中国地理学会が「中国地理学会」としてIGUに加盟していた〔小野寺(2012):837ページ〕。1984年、中国大陸側との交渉により、大陸の地理学会が「中国地理学会」、台湾の地理学会は「中国台北に位置する地理学会」としてIGUに加盟することになった〔。 発行する学術雑誌は『中国地理学会会刊』(1964年創刊)〔葉(2012):846ページ〕。1962年創刊の『地理学報』は当初、中国地理学会から刊行していたが、現在は国立台湾大学の刊行物となっている〔。
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